そんなことしちゃいけない！(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、アニメ遊戯王GXの世界にバトルシティ編でアテム・遊戯を苦しめた屈指の悪役こと闇マリクが復活(転生？)し、デュエル・アカデミアに入学してドタバタやる作品。
あの熱きデュエリストたちの祭典・バトルシティから20年以上の月日が流れた西暦2024年…
墓守の末裔・マリクから生み出された闇の人格…闇マリクと呼ばれた男は突如として復活した。
千年ロッドこそないが肉体・デッキは当時のままであり、これから世界を闇に沈める…
が、その前に腹が減っては戦はできぬ。
悲しいことに彼の人格が生み出されたのは彼の主観で6年前、つまりどれだけ深淵のような性格であっても6歳児なのだ。更に墓守の一族はその独特すぎる生活様式によって労働した経験など一切持たない。今更だがあいつらどうやって生活してたんだ…？(素
しかしそこは一歩間違えれば世紀末の遊戯王世界、その辺のデュエリストにデュエルを挑んで飯と住所を要求すりゃいいんだよ！
と、さっそくカツア…デュエルを挑んだ相手はなんとカイザー亮。
デュエル・アカデミアでカイザーと渾名されるほどに強い相手だが、闇マリクのデッキにはあのバトルシティを震撼させた神のカード、「ラーの翼神竜」が入っている。こんなヤツに負けるわけがねぇ！
「俺の先攻！ドロー！」
「おい、先攻ドローは随分昔に廃止されたが…」
「俺は手札より強欲な壺を発動！」
「強欲な壺もとっくの昔に禁止カードになってるぞ！？」
え？じゃあラーの翼神竜は…？
つまり、漫画版遊戯王の頭悪いカード群の「常識のみ」を持っている闇マリクが現代OCG基準のアニメ版遊戯王GX世界でデュエルする話。
そりゃパワーカードという言葉すら生ぬるいインチキを超えたインチキカード共がOCG環境にいていいわけないんだよなぁ…
当然、復活した闇マリクのデッキのカードは漫画版遊戯王のカードからOCGカードにエラッタ済み。
ラー？そんなものはいねぇヲーだよ。おのれペガサス。
ちなみに作中のデュエルは同作者の過去作「【あんこ】凡骨王ギルガメッシュ【遊戯王】」と同様、マスターデュエルの方でデッキを指定してルームマッチを募集し、実際のデュエルを書き起こす形にしている。
さて、こんだけエラッタまみれのカードで構成されたデッキでOCG環境デッキと戦えるわけもなく、カイザーとのデュエルには当然敗北。
しかしそこは抜けているが良くできた人格者のカイザー。サイバー流の師範ことアカデミア校長のダンゾウ(NARUTO)に訳を話すと丸藤家で預かってもらえるように取り計らってくれる。
地獄の受験勉強にも耐え抜き、なんとかアカデミアへの入学を果たす闇マリク。だがそれは、現代OCGがどういう魔境なのかを学ぶことでもあった…
お前ヲー出さない方が強いんじゃねぇのか…？
暇な時にやる夫まとめ 【あんこ】闇マリクちゃん六歳のデュエル・アカデミア【遊戯王GX】