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ハーメルン ポケットモンスター

拝啓、アルセウス殿。いま、殴りに行きます。

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創造神を、ぶん殴る(挨拶

ハーメルンで連載中のポケットモンスターの二次創作小説。先日紹介した「ルギア、拾っちゃいました。」の第2部になる。前作を読んでない人は読まないと分からないと思うので読んでいただきたい。
同時に今回のあらすじや感想は前作のネタバレ込みで書いているのでご注意ください。

訪れたイッシュ地方にある海底神殿の中でルギアを育てるためにアルセウスに呪われ、不老不死の肉体になってしまったアシタバ。
一時は絶望しかけたがアデクの「相手が分かっているなら話をつけられるのではないか」という励ましによってどうにか気を取り直し、ジョウト地方に帰還することができた。
アルセウスが言った「老いず、病まず、衰えぬ軀」というのは確かなようで、焼死・溺死・窒息死…全て失敗に終わっていてそれどころか傷一つ残らない。
だがこんな肉体は御免だ。人として生き、人として死にたい。
そのためにはアルセウスに逢い、呪いを解いてもらうしかないがどうすれば逢えるのか…
困り果てたアシタバはキキョウアカデミーで自身と先輩のレホールの所属する研究室、古代神話研究室の「教授」を頼ることにした。
この教授は古代神話の究明に心血を捧げている創造神の熱心な信奉者であり、彼の専門分野について話すということは彼の矜恃そのものと対話するようなもの。なんなら人間ごときがアルセウスの名前を口にすることが死ぬレベルの不敬だと思って自身は決して口にしないほどだ。だからこそ、創造神について教授以上に詳しい人間をアシタバは知らない。
なんとか教授に協力してもらえることになったアシタバは、アローラに行くよう告げられる。
まず神への対抗手段を身に付けなければならない。アローラの土地神を味方に付ける必要がある、と…

アルセウスっていつもこうですね!人間のことなんだと思ってるんですか!(LEGENDSアルセウス)
ちなみに教授は優男風で、丁寧語で喋る。優男…丁寧語…アルセウスに並々ならぬ敬意がある…うっ、頭が…
ともかくルギアを育てるのに並行して自身の呪いを解く手掛かりを探すことになったアシタバ。よく言われることだけど不老不死になって肉体は不滅でも常人の精神の方が持たないからね。想像だに恐ろしい。
ポケモンプレイヤーの方なら知っていることだが、ダイヤモンド・パールとその派生作品でアルセウスに逢うにはいずれも「てんかいのふえ」が必要だった。なぞのばしょ?知らんなぁ…
今作では原作通りにてんかいのふえを使って逢いに行くことになるのか、はたまた別の方法を使うのか…
ひとまず教授のススメでアローラのカプ神達を味方にするべく行動を始めるアシタバだったが、アローラで意外なポケモン達と出会うことになる。この世界線では君らそこにいたのかよ!

アローラで出会った仲良し家族…悲しいなぁ(未来知識

ハーメルン 拝啓、アルセウス殿。いま、殴りに行きます。

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