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再会した幼馴染が引きこもり寸前だったから面倒見る

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リアルに面倒みてくれるような聖人はいますか…?(挨拶

ハーメルンで連載中のぼっち・ざ・ろっく!の二次創作小説で、小学生の頃に引っ越した後藤ひとりの幼馴染が主人公。うーん、王道。

小学生の頃に家が隣の幼馴染がいた。
その少女はいつも一人だった。今思えば言葉足らずというか。話すことが苦手だったのだろうと理解できる。
でもその頃の自分は同姓の男子と遊ぶことを優先し、少女とは家が隣なんだからいつでも喋れるし今はいいや、と子供ながらの無邪気さで今思えば残酷な選択をしてきた。
少女との交流は自分が父親の単身赴任に付いていく小学3年生まで続いた。ズボラな父の代わりに家事をやってあげてくれと母親に頼まれたから母だけを地元に残す形になったのだ。
それから6年が経過し、父の単身赴任も終わって高校受験シーズン真っ最中の自分は久しぶりに地元へ帰ることになった。
さて、前置きはこのぐらいにして現実と向き合う時だ。
荷物を自室に置いて約6年ぶりに隣の家に挨拶することになった。
あちらの両親は笑顔で出迎えてくれ、驚いたことに今5歳になる女の子が産まれてもいた。おまけに犬まで走り回っている。
そこまではいい。問題は幼馴染の少女だった。引っ込み思案ではあったが可愛らしい、そんな少女がいたはずだ。
なのに。目の前にいるのは一体誰なのか。
自分が見ていてもあちらからは目を合わそうとしない、全身ジャージでリビングの隅で体育座りしているあの頃以上に負のオーラを放つ女の子。
自分はこの時思春期特有の間違いを犯した。男女を意識する年頃で、距離感がよく分かっていなかったのだ。
幼馴染だが数年ぶりに会っていきなり名前で呼んでいいものなのかと、そう考えてしまった。
「えっと…久しぶり、ひと…後藤さん」
「ゔぅァッ!?」

幼馴染ではあるんだけど、父親の単身赴任に付いて行ったせいでひとりと6年間離れていて少し距離感のある主人公
というのが本作の骨子か。
主人公は前述の通りの距離感で苗字呼びからスタートだけどぼっちちゃんは昔と変わらず主人公を名前で呼んでる、ってところがまたイイネ!
ぼっち・ざ・ろっくの男オリ主系二次創作はいくつか読んだが、ぼっちちゃんはこういう幼馴染的な相手がいると可愛さが引き立つ気がする。
主人公は面倒見がいいって設定からぼっちちゃん以外のキャラクターにも割と積極的に絡みにいける…かなりおいしいポジションなのでは?

ちなみにこの主人公はギター弾けるタイプの主人公ではないです。

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