トリコは面白い作品だったよね…(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、トリコが原作。主人公である金にがめつい美食屋やる夫が自分のフルコースを探しながら依頼を受けていく物語。
誰かが言った……全身の肉がすべて舌の上でとろける霜降り状態の獣がいると。
ぷりっぷりの身のずっしりつまったオマールエビやタラバガニの身が一年中生る樹があると。
世はまさに未知の美味を求めて未開の地へ赴くグルメ時代。
国際グルメ機関開発局長兼グルメ研究所所長のマンサム氏はやる夫という美食屋についてこう語る。
「あいつは腕がいい。そして『条件さえ合えば』ほぼ確実に『どんな食材』でも持ってくる。グレーゾーンの食材だろうが『金額』にさえあえば必ず」と。
金を判断基準にしている分、美食屋やる夫は尺度が分かりやすく公平で腕が確かだと一部の人間からは重宝されているようだ。
しかし、また一部の人間に嫌われているのも確かだ。
特に人情家のトリコのファンからは金銭に執着しすぎることから『ハイエナ』、『灰色』などとやる夫を呼んで忌み嫌う人々もいる。だが決して悪人ではないのだ。
金次第でどんな食材も調達する超一流の美食屋やる夫、今日も彼の元へと依頼人が来る…
やる夫の実力自体はグルメ四天王にも匹敵するが、この金に執着することからやる夫への依頼人は割と黒目の人間が多い…という趣向で展開されていく作品。
あんことはいえ初手の依頼から相場の2.8倍吹っ掛けていくのはとんでもねぇ守銭奴だぜコイツ…
ちなみに相棒の料理人として瑠玖羽(るくるく)、弟子としてキリト(SAO)がいるが弟子入りしてきたキリトはともかくるくの方は借金のカタで働いているので相棒枠…?という疑問は出る。
依頼をこなした後は、納品分から余剰に確保できた食材をるくとキリトにそれぞれ調理させ競わせるということもやっている。
修行の時間といいながら受けた依頼を弟子のキリトにやらせることもしばしば。まぁ、金で依頼を受けるということは信用第一なのでもしもの時は自分が完遂するからやらせてるんだろうが。
完結済みの作品。30話くらいなのでサクッと読めるかも。
暇な時にやる夫まとめ【あんこ】やる夫はフルコースを完成させるようです【トリコ】