でもクズ野郎じゃねぇか(挨拶
ハーメルンで連載中のダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの二次創作小説で、主人公はベルの兄の立ち位置にいる原作知識アリ転生オリ主。
ダンジョンを有する冒険者の町・オラリオには2人の「最強」がいる。
1人はフレイヤ・ファミリアに在籍している「猛者」オッタル。
もう1人はロキ・ファミリアの「剣聖」アル・クラネル。
特にアルの方はオラリオでもかなりの有名人だ。オラリオに来てロキ・ファミリアに入団して3週間でLV2に到達。
その後も1か月後にはLV3、そして今ではそれまで最強の名を欲しいままにしていたオッタルに並ぶLV7まで恐ろしいなどという次元ではない速度で駆け上がった。
ロキ・ファミリアの一部の者たちは知っている。アルの成長速度の秘密はスキル【憧憬追想】にあると。「ある想い」の丈に比例し成長が早熟するというスキルだ。
彼らは疑問に思う。「アル・クラネルは一体何に憧憬を抱いているのだろうか」と。「何故そこまでして強さを求めているのだろうか」と。
彼らは知らなかった。アル・クラネルはこことは違う世界からの転生者であり、彼の想いとは「戦いの中で皆の心に残る形で死んで、皆を曇らせたい」だということを…
なんだコイツ(驚愕
生前のオリ主は所謂曇らせ展開が大好きで、なお悪いことに一度転生で死を経験したことでタガが外れて自分のこの性癖のためだけに戦いに赴いていた。ヤベーヤツすぎる…
ところがこのアル・クラネルという肉体は強すぎた。LV7に到達するまでに原作のベル君以上の苦難に遭っておきながら全てを死なずに耐え抜いてしまった。いや、乗り越えたからLV7なんてことになってるわけだが…
つまりコイツ、周りからは強さを求めて強敵との死闘に身を躍らせているように見えているが、実態は「皆の見てる前でカッコよく死んで皆を曇らせたい(マジキチ)」なのである。レベルの高い変態だなぁ…
オリ主らしく原作ベル君並みに女性キャラから好感度集めてるけどそれも死んだときに曇る人間を増やすため。最低な理由のハーレムだぁ!
なお今作のベートさんは何故かベル君の師匠ポジに。アイズさん!?
ハーメルン 皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている