牢獄ってそっちの牢獄かよ!(挨拶
あんこ系やる夫スレ作品で、女神転生シリーズを原作とした普通のサラリーマン・やる夫が主役の物語。
目まぐるしく人が生きていく現代社会。
やる夫もそんな社会の中で普通に生活しているサラリーマンだ。
日中は仕事に忙殺され、夜はたまにやってくる幼馴染でキャリアウーマンのハンナ・ルーデル(ストライクウィッチーズ)に飯を出してやる。付き合っているわけではない。
ある日、いつものようにルーデルと食事を取り、彼女が帰ったあとに私用のスマホをみるとメールが一通来ていた。
「つまらない貴方の人生に彩を」「心躍る同居人を、楽しい毎日を約束します」などと如何にもステレオタイプのスパムメールだったが、酷く酔っていたやる夫はそのメールを開いてしまう。
すると、中からエンプーサ(ブルーアーカイブより天雨アコ)が現れ、ドルミナーでやる夫を眠らせると夢の中へ。精神の中でやる夫を捕食するつもりなのだ。
だがエンプーサが侵入したやる夫の心の中は、夜魔である彼女が驚愕するほどの牢獄だった…
幼少期の頃にあった「何か」によって心の中に巨大な牢獄を作ることになり、それによって精神にダイブしてきたエンプーサを閉じ込め、更には熱烈の効果によって改変し、契約も無しに従えてしまうことに。
ちなみにやる夫はエンプーサに出会う前には覚醒者にはなっていない。普通のサラリーマンです。
この後、悪魔の気配を感じてやってきたメシア教のサマナーと仲魔のエンジェルすら引き込んでしまう。お前ナニモンだよ…
いくらエンプーサが低級な悪魔だとは言え覚醒もしていないような人間が悪魔を心の中に捕獲し、あまつさえ認識を改変することなど可能なのだろうか…
当面の目標としてはやる夫の特異とも言える精神の性質を生かし、強固&高性能な異界を作る事。異界を作って引きこもるようなメガテン作品は他にもあるが、こちらは世界が大変なことになったりしないので社会の裏に文字通り潜むことが目的か。…大変なことになったりしないよね?(猜疑)
主人公が見た目善性なんだけど不気味に映る作品。