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ハーメルン ポケットモンスター

ポケモン現代入り

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現代民の民度の低さを舐めるなよ…(挨拶

ハーメルンで連載中のポケットモンスターシリーズの二次創作小説で、現代日本にポケモンが出現し、それによって一変していく人々の生活を描く。

土曜日の朝。カーテンの隙間から差し込む日差しに目を覚ました。
枕元を手探りし、スマートフォンの画面を点ける。時刻は午前九時を少し回ったところだった。
今日は休みだ。アラームに叩き起こされることも、慌てて着替えて工場へ向かう必要もない。昨日まで延々と流れてくる弁当へ唐揚げを乗せていた分、もう少しくらい眠っていても罰は当たらないだろう。
一度閉じかけた目を開き、ベッドの中で大きく伸びをする。そのまま寝返りを打ったところで、視線が止まった。
部屋の隅に、知らない機械が置かれていた。
「……なんだあれ」
昨日まで何も置いていなかったはずの場所に、ワンルームには明らかに不釣り合いな大型の装置が鎮座している。
寝ている間に誰かが運び込んだ。そう考えるには大きすぎる。そもそも玄関を通るかどうかも怪しい。ベッドから降り、恐る恐る近づいた。見覚えはない。ないはずなのに、何に使うものかは分かった。
ポケモン交換装置。通信交換、ボックス間の転送、遠隔地との交換。特定のポケモンを進化させる際にも使われる。
名称だけではない。操作方法や内部の仕組みまで、前から知っていたことのように頭へ浮かんでくる。
ひとまず機械から離れ、PCデスクへ目を向けた。
デスクトップの中央に、見覚えのない画面が開いていた。番号の振られた複数の枠。その背景には、草原や海岸らしき景色が広がっている。見覚えがある。ポケモン預かりシステムのボックス機能だった。
嫌な予感がして、スマートフォンへ視線を落とす。
ホーム画面には、昨日まで存在しなかったアイコンが二つ増えている。
全国図鑑とボックス。
全国図鑑を開くと、膨大な数の空欄が並んでいた。検索、絞り込み、個体情報の確認。説明を読まなくても操作できる。
ボックスアプリは、PC側の預かりシステムと連動しているらしい。今のところ中身は空だったが、こちらも使い方は自然と分かった。
「ハッキングにしちゃ手が込んでるというか、趣味が良すぎるというか……」
スマートフォンを机へ置く。そのとき、モニターの脇に白い物体があることに気づいた。金色の装飾が付いた、妙に神々しい雰囲気の端末。
何なのかは一目で分かった。アルセウスフォン。
手に取ろうと指を伸ばした瞬間、アルセウスフォンから着信音が鳴り響いた。

まーたあの邪神の仕業かよぉ!
当然電話の発信相手はアルセウス。
曰く、ちょっとした暇つぶしで主人公を元の世界からこのポケモンという概念が存在しなかった世界へと移動させ、更に地球とポケモン世界を融合させ始めたらしい。一度に全てのポケモンが現れるわけではなく、一か月ごとに地方単位で段階的に現れる仕様。
つまり主人公はこの世界で唯一ポケモンについて知っている…ポケモン現代入りあるあるのパターンですね。
ちなみにアルセウスより与えられた最初の相棒はポリゴン。しんかのきせき…ポリゴン2…うっ、あたまが…
ともかく早速インターネットにアクセスしてみると、もう関東周辺ではモデルになったカントーのポケモンが目撃され始めていた。
流石に放置するつもりもないが、かといってポケモンの専門家として名乗り出るわけにもいかず、掲示板に知っている情報を書き込んでいくことに。
初めは半信半疑な掲示板の住人達だったが、この正体不明の生き物たちに妙に詳しい主人公の書き込みに注視していく。
危険なポケモンもいるから迂闊に近づくな、というのは当たり前の話だが、それでも目立つことを止められないのは現代人のアホな習性とでも言うべきか…

現代で飼うならアチャモとか飼いたいですね…

ハーメルン ポケモン現代入り

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